社会で活躍するためのコンセプチュアルスキル(本質を見抜く能力)14項目

ロジカルシンキング(論理的思考)

物事を理論的に整理したり説明したりする能力です。
曖昧な表現をより具体的に変えて、因果関係を作り論理の骨組みをしっかり保ち、相手の視点で考えることです。プロセスが重要であることを意識する必要があります。

ラテラルシンキング(水平思考)

既成概念にとらわれることなく、自由に発想できる能力です。
物事を多角的な視点から見定め、考察する思考法です。斬新なアイデアを直感的にうみだすラテラルシンキングは、企業が事業を継続するために必要な思考法であり、ビジネスの場で活躍する個人のスキルとしても重要なものとして、注目されています。

クリティカルシンキング(批判的思考)

物事を分析的に捉え、思考する能力です。「批判的に物事を捉える」周囲の意見に対して「なぜそう思うのか」「それは本当に正しいのか」と自分なりの意見を考えるようにすることです。批判する対象に対しては常に「正しい情報」を集めるように心がけ、集めた情報を自分の中で客観的かつ正確に組立てる事が重要です。物事を客観的に見つめることで、「最適な答えを導き出す」ために役立つ批判、つまりクリティカルシンキングそのものを行えるようになるのです。

多面的視野

課題に対して複数のアプローチを行える能力です。ひとつの限られた物や自分が立っている一か所だけに目を向けるのではなく、自分が立っている場所から見える広い範囲から見ることが重要です。

柔軟性

トラブルに対しても臨機応変に対応できる能力です。その場その場で機転を効かせて行動や分析などを素早く対応出来ることや、色々な場面に臨んでその変化に応じて適当な処置が出来る性質のことです。臨機応変に物事を進めることが出来るので、柔軟性のある人は、イレギュラーな仕事にも臨機応変に対応できるといえます。

受容性

自分とは異なる価値観を受け入れられる能力です。価値観・心理思考・言動・強み弱み・そして罪・過ち・存在などを自分とは違う考え方を受け入れることです。

知的好奇心

未知のものに対して興味を示し、自ら取り入れることができる能力です。人は新しいものに対して不安や恐怖を覚えます。それらを恐れることなく進んでいく力がビジネスにおいては必要となります。

探究心

物事に対して深い興味を示し、問題の深部まで潜り込める能力です。物事をより知りたい・理解したいという感情・心情を表したています。そのため知る・理解するといった知識・学びを求める・手に入れようとする心となります。 また「探求心」は人を成長させるうえで必要とされているため、「向上心を持っている」というニュアンスも込められています。

応用力

ひとつの知識・技術を他の問題にも適用できる能力です。いわば知識を知恵に変えられる力のことです。応用力を鍛えるには、学んだことを実戦で何度も使ってみることです。 勉強と同じです。計算式から応用文を読んで自分から解決方法を見いだすことです。

洞察力

物事の本質を正しく見極める能力です。想定外のことが起こっても、状況をスピーディに判断して、的確な対応をする人は洞察力にすぐれています。

直感力

物事を感覚的に捉え、瞬時に反応する能力です。直感とは自分のこれまでの経験や知識と、自分の五感で感じた外界からの情報を組み合わせることで無意識下から生まれてくる感覚です。直感で感じることは、意識的にそれを行う場合と比べてはるかに多くの情報を処理しています。直観力が高い人の観が良くあたるのはは無意識下で自身の経験を元に計算を行い、妥当な判断をしているからなのです。

チャレンジ精神

困難な課題や未経験分野においても、果敢に挑戦し、行動を起こせる能力です。課題や問題に対して果敢に取り組もうとする姿勢を指します。諦めることなく向き合う姿勢は、ビジネスで大きな成果を出すために重要な要素です。時に失敗することもあるかもしれませんが、失敗を恐れて後ろ向きになっていると、成長のスピードも遅くなってしまいます。失敗をも糧として、成果や自身の成長のために貪欲にチャレンジする姿勢は多くの職種で評価されるでしょう。

俯瞰力

物事の全体像を正確に把握する能力です。物事を理解したり、これまでとは違う解決方法を見出そうとする時、「全体像を捉えよう」と言われることがあります。全体像を捉えるものの見方を俯瞰と言います。俯瞰とは、鳥目とも言われて、高い位置から下を見下ろして全体像を把握する力のことです。自分の考えと相手の考えを俯瞰して捉えることで、違いを理解することができます。また、自分と他者という存在が置かれている場を捉えることで、物事の全体像が見えやすくなります。俯瞰力とは、俯瞰的な視点を活用した思考法のことを言います。

先見性

まだわからないことに対して、早い段階から結果を予測できる能力です。「先を見通す力」を持った人のことになります。情報に敏感になる、その分野の最先端の人と交流する、新しい社会現象を常に肯定的に受け入れるようなことで先見性を高めていくことが必要となります。

まとめ

以上、社会で活躍するためのコンセプチュアルスキル(本質を見抜く能力)の14項目を見てきましたが、いくつ当てはまりましたでしょうか。
各能力を高めていく努力をして活躍されることを願っております。

心理学
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